medium
May 04, 2020
Drake(ドレイク)は常にムーブし続けている。自粛期間にリリースしたダンサブルな一曲「Toosie Slide」や、Jay-Zの「Song Cry」、Eminem のフロウを大胆にサンプリングした「Chicago Freestyle」「When To Say When」、AXL beats プロデュースのドリル・ライクな一曲「War」など、直近で配信してきた作品群と新曲を含んだミックステープ『Dark Lane Demo Tapes』を5月1日にリリースした。
そんなDrakeが自身をフックアップした張本人であり、彼の長年メンターであるLil Wayne が主催を務めるラジオ番組「Young Money Radio」に出演。最新ミックステープをリリースしたきっかけや、先日*インスタグラムにて公開した息子のAdonis の写真とメッセージを綴った投稿について明かしてくれたので、紹介していこうと思う。
“(以下キャプション意訳)今、君たちにとって一番大切なのは、自分の中にある光と繋がることだ。そうすれば大きなチャンスを作り出すことができる。君たちの中には、それを現実のものにするパワーがあると信じてくれ。そのために、自分に大きな喜びをもたらしてくれる人たちと繋がるんだ。〜
特に他人から恐怖がもたらされる今、意識を高く保って欲しい。すべての責任を抱え込む必要などないのだと気づくんだ。笑うことこそが一番の薬。でも、涙を流すことだって感情を解放する有力な手段だ。そうすることに対して持っている批判的な見方を捨てよう。君は一人ではないということを、決して忘れてはいけない。〜
俺は俺の美しい家族と友人たちを愛している。そして恋しく思う。再会できる喜びに満ちた日が待ちきれない。それまで、光を絶やさないで。」
Lil Wayne との会話の中で、Drake はなぜ写真を投稿したのか。そして、父親とアーティストを両立するWayneへのリスペクトの気持ちを語る。
“ 何枚か投稿したんだ。俺にとって素晴らしい行動だったね。あの写真を世界に共有するのは素晴らしいことだったし、あの行動は誰かに話したり、計画してやったことじゃないんだ。朝目覚めて、自分がそうしたいと気づいたんだよ。”
“ 俺は息子と色々な場所に行きたいし、息子との思い出を共有したい。セレブになるという選択のせいで、みんなにブランケットに隠すような生活をさせたくないんだ。自分を解放したかったのさ。”
“ 2 Chainz のような仲間内のラッパーたちが子どもたちを連れて活躍している姿は俺に自信を与えてくれたんだ。彼は素晴らしい父親で、他の仲間たちも素晴らしいファミリー・メンでありながら、ツアーや、アルバムを完成させるための長いスタジオワークをこなしてる。
けど特にウェイン、あなたは常に全てを上手く機能させ、周りの人みんなに愛されている。あなたの子どもたちがあなたを見つめる目を見れば、父親として費やした時間や努力がわかるよ。ミュージシャンとして前に進み続けながら、息子のそばにいることができると理解することができた。本当に刺激を受けたんだ。”
最新ミックステープ『Dark Lane Demo Tapes』のリリースについて、彼は以下のように語っている。
“ 俺たちで既存の数曲を繋ぎ合わせて、そこに新たな曲を追加した感じだね。今はシングルよりもまとまったものが出したかったんだ。
今はミュージシャンにとってどんな作品を人々が欲しているかを探っている興味深い時期なんだ。孤立した一曲よりも、まとまった作品の方が喜んでくれるんじゃないのかなって思ったわけさ。”
また今作の収録曲“ From Florida With Love ”のリリックにはLil Wayne と故Kobe Bryant が登場するエピソードが綴られている。2008年、Wayne がDrake と Kobe の乗るツアー・バスにて未だ公開されていなかった『The Carter 3』を車内で流したという回想だ。
“ Weezy played that shit for me and Kobe on the bus
Weezy がバスで俺とKobe のために曲をかけてくれたWe ain’t even get to reminiscin’ what it was (Yeah)
俺たち、もうあの頃を懐かしむこともできないんだ “
“ Verse 2では、Kobe が失くなって、もう昔を思い出すこともできないという事実にいかに傷ついたかを歌ってる。Kobe、そしてGigi(娘)よ安らかに眠ってくれ。”
インタビューのフルver はこちらから。
RELATED POSTS
LATEST NEWS
FEATURE
LATEST LYRICS