Wonderland Magazine
May 04, 2020
テキサス州ヒューストン出身、昨年のXXLフレッシュマンにも選出されるなど、今最も勢いのあるラッパーの一人であるMegan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)が先日、新EP『Suga』、そして、その収録曲からBeyonce(ビヨンセ)を迎えた“ Suga ”のリミックスverをリリースした。
過去のインタビューでも憧れの存在だと語っていたBeyonceとのコラボレーションの実現は彼女にとって非常に感動的な瞬間だったに違いない。インスタライブでは「ママはBeyonce の大ファンだった。彼女が私にBeyonce の作品を見せてくれた」と涙を浮かべながら、憧れの存在との共演を昨年亡くなった母親のエピソードを交え、語っていた。
Megan @TheeStallion got emotional talking about her collaboration with @Beyonce and what it would’ve meant to her late mother:
“My mama was a really huge fan of Beyoncé.” pic.twitter.com/tJGKnQbgBv
— Pop Crave (@PopCrave) April 29, 2020
25歳の若さでクイーンと共演を果たした彼女は何をきっかけに制作を行うことになり、今回のコラボにどんな想いを込めているのだろうか。Beats 1 のインタビューから紹介していこうと思う。
あなたはまだシーンに登場して間もないのに、ビヨンセとのコラボレーションを手にしたわけだよね。
勿論、私はリリースされることを前もって知っていたわけだけど、リリース当日になってもその事実を信じられないでいた。涙が出たわ。「ビヨンセとコラボできたわ!」ってね。
この曲のリリース前に二人のコラボが噂されたのは、どこかのパーティで君とビヨンセ、そしてブルー(Blue Ivy Carter)が写真に収められてからだったと思うけど。どんな状況だったの?
新年のパーティね。正式に彼女に会ったのが、その日が初めてだったの。みんなで一晩中踊って、「ねえ、ビヨンセが盛り上がってる私を受け入れてくれた」って感動した(笑)。
ヒューストン出身として信じられない出来事だった。だって、みんな知っている通り彼女はクイーンだから。
でも誰にもその話はしなかったわ。だから写真が流れた時、周りの人から「ミーガン、あなた…」って目で見られて(笑)。
曲を作っていることも親友にすら伝えていなかった。どんな風に彼女との制作が始まったんだ?電話?メール?、それともマネジメント・チームからの連絡?
電話が来たのよ。ビヨンセが“ Savage ”のRemix をやろうって内容のね。もう私は「何言ってんの。嘘でしょ。」って感じ(笑)。信じられなかった。
彼女は私をインスパイアしてくれた。ビヨンセが私の曲を聴いてくれて、アーティストとして見ていてくれる。そして一緒に曲を作ってくれるまでに気に入ってくれるんだから、本当に感動した。子供の頃から彼女に憧れていたから。インタビューで「憧れのコラボは?」と聞かれたら、即答でビヨンセと答えていたくらい。夢のようだよ。
あなたはBeyonce, Nicki Minaj, そしてPharrell とも曲の制作を行ってきたよね。今回の経験も人生で最も素晴らしい思い出の一つになったんじゃないか?
本当に、こんなのありえないよね。だって、確か4年生か5年生の時だったと思うけど。その頃に初めてDestiney’s Child を見たのよ。その経験は素晴らしいものだった。私のママはずっとBeyonce のファンだったのは知っていたけど、彼女にショーに連れて行かれて、衝撃を受けたの。それからBeyonce の行動、インタビュー、ライブ、全てに目を通したわ。だからこんな状況が訪れていることにただ驚いてる。
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