BECAUSE THE INTERNET SCREEN PLAY PART 2-2
TO “Ⅲ. Telegraph Ave (Oakland) “
【室内・バスルーム・夜】
ボーイは頭を抱えながら、床に座り込んでいる。
クソ
ボーイの元彼女がリネンのクローゼットから出てくる
[VISUAL]
VANESSA : 何してるの?
THE BOY (顔を覆いながら) : チルだよ
VANESSA: 風呂場で?
THE BOY : うーんまあ
VANESSA : そうなの、私外に出たいわ
THE BOY (“「嫌だ」”) : そっか
ヴァネッサはふざけながら洗面台に置いてあるもの( 歯ブラシ、コップ、タオル、石鹸 )を彼に投げている 。
彼も投げ返す。彼女は笑い始めた。彼は彼女の腕を引き自分の横に座らせる。
VANESSA : なんでそんな憂鬱そうなの?
THE BOY : 別に。ただこうしていたいだけさ。
VANESSA : 外でもできるじゃない。
THE BOY : ここで一生を過ごすこともできるけどね。ミラーにテレビも埋め込んであるし、綺麗な水もあるからトイレだって大丈夫さ。聞いた話だと、シャワーにサンドウィッチ屋さんもできるらしいよ。
ヴァネッサは呆れながらも、笑顔を見せる
VANESSA : 起きて、さ、行くわよ。
THE BOY : まぁいいじゃん。
VANESSA : 本気よ!
彼女が彼を引き起こす。クローゼットを開けて、ボーイをその中に引き込んだ。
クローゼットの中ではコーチェラが開催されている。
(コーチェラ = アメリカ最大規模の音楽フェス)
人々はそれぞれ色々なことを喋ったり、感想を言い合ったり、興奮をその身で感じている。
誰しもが目的を持ってきている。素晴らしい時間だ。
ボーイはヴァネッサの姿を追いかけ、彼女をつかまえる。
彼女を抱きかかえて3歩ほど歩いたところで、手を繋ぎ、一緒に歩き始める。
VANESSA (続けて) : 全部一緒に見ないとね。今日は「別々に」はナシね。
見たいのがあっても、二人で1つに絞るの。いいでしょ?
THE BOY (呆れて) : …
VANESSA (がっがりして) : 嘘でしょ?…「その感じ」を今ここでやるつもり?今ここでやるの?
THE BOY : 二人の時間の無駄だって思わないのか?
VANESSA : 思わないわ、一緒にいる時間の何が無駄なのよ。
あなたがそう思ってるだけでしょ。こうやって説得するのも、もううんざり。
もう「好きじゃない」とか言わなくていいから、男らしくキッパリ別れるって言いなさいよ。
THE BOY : 俺のこと好きでもなんでもないクセに!君は本当に俺のことを好きなんかじゃないんだ。
「私ってVashtieにソックリよね」なんて戯言にいい顔して付き合ってやってる、そんな俺が好きなだけなんだろ。
(Vashtie Kolaは有名DJ。Visualに登場するヴァネッサと似ています)
[口のない絵文字]
VANESSA (涙を浮かべながら・小声で) : 本当に意地悪ね。
THE BOY : 正直に言ってるだけ。
VANESSA : 意地悪(mean)と正直は違う!正直(mean)に言うことが意地悪(mean)になることはあるけど、でもそれはあなたが「正直(mean)だったら」の話!
THE BOY ( ” mean “が多いな…) : あのさ、じゃあ…
VANESSA : ずっとあなたに我慢してきたけど、もうやってられないわ。
これで、あなたの時間をこれ以上「無駄」にしないでしょ。
彼女はその場を離れていく。そして彼女が空を見上げると、彼女はまるでロケットのように空へと飛んでいく。
彼女はまるで空に輝く流れ星のようだ。この出来事が起きている間、耳には何の音も聞こえてこない。
二人が出会うことはもう2度とない。
そんな時、コヨーテ(狼)の群れが現れた。
彼らは青白い光を放って、円になり音楽について話している。
狼 1 : 2チェインズのライブってどうなの?
狼 2 : 超楽しかったよ。彼のライブはどんどん良くなってるね。去年の春シカゴで見て以来だけど。
サングラスをつけた狼 : お前らロック・マルシアーノのアルバム、ヴァイナルで聞いたかよ?マジで良かったぜ。
スカしてる、けどイケてる狼 : なあお前ら、婚約者を紹介するよ。彼(彼女)は音楽やったり、服とか俺のアプリのグラフィック・デザインをやってるんだ。
彼らの話は、ボーイの傷をえぐる。あたりは血だらけだ。
ボーイは物音一つ立てず、ただ流れに身を任せている。
【室内・バスルーム・夜】
ボーイはシャワールームで意識を取り戻す。水が冷たいことから、彼はそこにしばらくいたのだろう。
彼がドアを開ける。女の子たちはいない。机の上にある小さな時計は「午前5:23」を指している。
そこにある鏡には「YOUR FUCKED – あなたの最悪」(” あなたの “には呆れる) と口紅で書かれている。おそらくサシャだろう。
(サシャは文法を間違えています。” YOU’RE FUCKED “であり” YOUR FUCKED “ではありません)
時は経って》
【室内・リビング・ルーム – 夜】
家は壊されてはいない、ただ汚いだけだ。空のカップに、ボトル、吸い殻などで散らかっている。ボーイはスティーブとスワンクがソファーで気を失っているのを見ている。
THE BOY : みんな行くぞ
STEVE (目を覚まして) : どこに行くんだい?
THE BOY : ” オークランド “さ
SWANK : いつ飛行機は出るんだ?
THE BOY : ドライブで行くんだよ
SWANK : はぁ?俺たち貧乏じゃないんだからさ
【室内・ファムの部屋 – 夜】
ファムは寝ている。彼は裸の女性と共に寝ている。そこにボーイが入ってくる
THE BOY: 行くぞ
ボーイが扉を閉めると、Famも目を覚ました
時は経って》
*******[ここで ” Telegraph Ave . ” を再生]*******
BECAUSE THE INTERNET
ALL STORY (SCREEN PLAY) & ALL SONGS
Dial Up (No Lyrics)
Ⅰ. Worst Guys (Feat. Chance The Rapper)
Playing Around Before Party Starts (No Lyrics)
SCREEN PLAY 3-3 (Death By Numbers)
Ⅱ. Earth: The Oldest Computer (The Last Night) (Feat. Azelia Banks)
Ⅲ. Life: The Biggest Troll (Andrew Auernheimer)
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