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BAD HOP

BAD HOP、新EP『LIFT OFF』をリリース

LAで手にした自信 / 新たなステージへ

NOVEMBER 15 , 2019

神奈川県川崎を拠点とし、8名のMCで構成されるヒップホップ・クルーのBAD HOPが、USの豪華プロデューサーたちとコラボしたEP『Lift Off』を11月15日(金)にApple Music、iTunes 限定でリリースした。

また、EP発売に合わせて、現地での制作風景を収めたショートムービー「BAD HOP: LIFT OFF」もApple Musicで同時公開、Youtubeには「BAD HOP WORLD」と題された9秒間の映像が公開された。

ショートムービー「BAD HOP : LIFT OFF」にはそのタイトル通り、川崎からLAに飛び立ち、過去経験したことのない規模でレコーディングに挑む8人の姿が描き出されていた。国内でヒップホップ・アーティスト、史上最速で武道館・単独公演を行なったクルーがスタジオの設備、錚々たるプロデューサー陣の前に圧倒される様子は、彼らが成功を掴みながらも、これから来る新たなステージ、大きな舞台に「飛び立つ」その直前の緊張と不安を映し出しているようにも思える。

Murda Beatz、Metro Boomin、Mike Will Made-It、Mustard 、Wheezy、そしてTurbo、このEPに参加したプロデューサー達は現在US、そして世界中のラッパーが求める世界を代表するプロデューサー達だ。BAD HOPのメンバー達が彼らとスタジオ内で出会った時に自然に漏らす「ヤバい」「おおー!」の声は日本国内で一躍スターとなったクルーがいかに彼らをリスペクトしているかが伝わって来る。

しかし、一流プロデューサー達を頷かせたレコーディングを通じてYZERRが「自分たちは間違っていなかった」と語るように彼らは本場の環境にただただ圧倒されるだけではなかった。

スキル面で改善点が見られたと明かしながらも、このEPではLIFT OFF – 日本を飛び立ち、世界の最前線と同じ土俵に立った、彼らがそんな新たなステージへ踏み出したことを感じさせる。彼らは一体どこまで行くのだろうか。

想像を100倍くらい超えているYZEER (Apple Music)

どこまで行けるのか。それは彼らにもわかっていないのかもしれない。
しかし、EPの5曲目” Dead Coaster “に「ここまで来たら、もう戻れない」という想いを込めたように、フッドで厳しすぎるリアルを目の前にした若者達はどんな環境でも「目標」と「覚悟」を持ち続け、常に前に進み続けることは間違いない。その第一歩がこの作品と言えるのではないだろうか。

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