Show You The Way
(feat. Michael Mcdonald & Kenny Loggins)
Drunk (2017) : Track 9
Thundercat(サンダーキャット)、本名Stephen Bruner(ステファン・ブルーナー)は、音楽一家に生まれ、Flying Lotus率いる「Brainfeeder」のベーシストとしてデビュー。
2011年からソロ活動を本格的に始動し、3作目『Drunk』は世界中に大ヒット。ケンドリック・ラマーの『To Pimp a Butterfly』に参加しては、グラミー賞を受賞。
Erykha Baduや、Mac Miller、Kamashi Washinghton、Flying Lotus、Terrace Martinなどのアルバムにも参加するなど、ベーシストとしての活躍も身を見張るもの。
ベーシストとしての核を持ちながらも、多彩なサウンドを取り入れる彼はベーシストとしての枠を超え、トータルなサウンドプロデューサーに。繊細なメロディと垣間見える遊び心に、”どこかクセになる”彼のサウンド。
今作『Drunk』は以前の作品よりも、ヴォーカリストとしての側面が多く見えるアルバムに。サウンドへのこだわりも、より一層高まっていて、本人もインタビューで「サウンドにはすごく拘ったよ、スネア一つにしてもね」と語っています。トラディショナルなサウンドに、ケンドリック・ラマーやウィズ・カリファを迎えるなど、ジャンルにとらわれない自由なテイストを融合させているところも魅力ですね。
今曲” Show You The Way “は豪華なヴォーカル Kenny Loggins、Michael McDonaldを迎えた一曲に。「物事が予想外の方向に進むこともある」と本人も語るように、”On the edge of dark there’s the brightest light” – 暗闇の淵には、一番明るい光があるんだ。と語ります。どんな場所に新しい道が開いているかは誰にもわかりません。大ベテランの二人が、人生について優しく歌うと、どこか説得力がありますね。
[Thundercat:]
Let me show you, show you the way
俺に道を示させておくれ、君に道を示すよ
On the edge of dark there’s the brightest light
暗闇の淵には、一番明るい光が輝いてるんだ
(辛いことも、苦しい時期も、きっとその先に明るい未来があるということ)
A burning light on the edge of dark
暗闇の淵の燃え盛る光がね
Where no-one can tell they’re world’s apart
誰とも比較されない、そんな場所さ
We’ll live with dark, just take the ride
俺たちは暗闇と共に生きてる、だからこそ楽しもうぜ
It’s your boy, Thundercat
君のために俺はいるんだ、サンダーキャットだよ
Heavy-hearted, but my burden’s light
ハートはずっしり重い、けど背負ってるものは軽いんだ
I just wanna live, learn how to fight
ただ生きていたいだけ、どうやって闘うのかを学んでね
When it’s all over, breathe into the light
全てが終わった時、光が息を吹き返すのさ
Sink or swim, I’m not scared to die
沈むか泳ぐかってとこだね、死ぬのは怖くなんてないよ
Tell ‘em how you feel, Kenny
お前の気持ちを伝えてやってくれよ、ケニー
Kenny Loggins
ケニー・ロギンス
[Kenny Loggins:]
Your heart is struggling, baby
苦しい気持ちなんだね、ベイビー
Trying to believe
なんとか信じていよう
That there might be something you just couldn’t see
目に見えないものだってきっとあるはずさ
But what if I told you babe
でも、もし前もって君にそう伝えてれば
It’s all so easy
全部、超簡単だろ?
[Thundercat:]
Let me show you, show you the way
俺に道を示させておくれ、君に道を示すよ
On the edge of dark there’s the brightest light
暗闇の淵には、一番明るい光が輝いてるんだ
A burning light on the edge of dark
暗闇の淵の燃え盛る光がね
Where no-one can tell they’re world’s apart
誰とも比較されない、そんな場所さ
We’ll live with dark, just take the ride
俺たちは暗闇と共に生きてる、だからこそ楽しもうぜ
Ladies and gentlemen, Michael McDonald
レディース・アンド・ジェントルマン、マイケル・マクドナルドだ
[Michael McDonald:]
Wake up and dream, tear down the wall
さあ目を覚まして、夢を見るんだ、壁なんてぶち壊せ
Of all you believe that might not be true
君の信じてる事、それが必ずしも真実とは限らないんだ
Long as love lies waiting there
愛がそこにある限りは
Just hold your face into the light
光の射す方向をただ見つめておくんだよ
Though right now you might not know why
今はその理由がわからないかもしれないけど
Long as love lies waiting
愛がそこにある限りは
They ain’t know our way, baby
あいつらに理解されなくたって平気さ、ベイビー
[Thundercat:]
Let me show you, show you the way
俺に道を示させておくれ、君に道を示すよ
On the edge of dark there’s the brightest light
暗闇の淵には、一番明るい光が輝いてるんだ
A burning light on the edge of dark
暗闇の淵の燃え盛る光がね
Where no-one can tell they’re world’s apart
誰とも比較されない、そんな場所さ
We’ll live with dark, just take the ride
俺たちは暗闇と共に生きてる、だからこそ楽しもうぜ
Hey, how’s it going? This is your boy, Thundercat.
ヘイ、調子はどうだい?君のための男、サンダーキャットだよ
If you’re going to fill your water bottle with vodka,
自分のボトルをウォッカで満たそうとするなら (自分の体のこと)
always make sure you have a friend with a bottle that actually has water in it
ちゃんと水のボトルを持った友達がいることを確認しときなよ
Thundercatが音楽一家に生まれた、と冒頭に書きましたが、実はThe Internetの元メンバー “Kintaro”はThundercatの実の弟とのこと。このあたりの上質なアーティストたちはどこかで繋がっているんですね〜。The Intenetの紹介ページも合わせて是非ご覧ください!
Click HERE to more songs by Thundercat
サンダーキャットの他の楽曲の和訳・紹介は こちら をクリック
アーティスト一覧はこちら