HANGOUT w/ MET as MTHA2
21.08.22 TOKYO
50 MINUTES WITH WIN-TOWN BORN PRODUCER “MET”.KNOWN FOR WORKS WITH SOUND’S DELI, DJ TATSUKI, IO, MONYHORSEAND MORE, SHARING HIS MEMORABLE SOUNDS.THANK YOU SOOOOOO MUCH FOR YOUR HONRSTY, MET-KUN!
"このmixは、個人的な僕の思い出とノスタルジーの押し付けです。
高校生の頃〜大学を卒業するくらいまでの間に腐るほど聴いた音楽から始まり、僕がそれらをどう解釈していくか、みたいなものになっていて、しかもそれは意図せずそうなったものです。
mixの依頼を貰った7月上旬、僕にしては珍しく"サシ飲み"に行っていました。下戸なのに。
数年来お会いしてないどころか殆ど話したこともない大先輩と飲みに行った僕は、家に帰ってからも、その時の会話で頭がいっぱいでした。酒を飲めない利点のひとつは、記憶を失わないことです。
ブレイクダンスに夢中だった頃を思い出しては、あの頃のパッションって今自分に無いのかなとか、一緒にやってた友達は元気なのかなとか気になったりして。
要はその頃の、bboy METが全開だった頃の事を思い出していました。
しかも、それらは暫く後遺症みたいにフワフワと思考の片隅に居座り続けます。何か形にしないと収まらないように思えました。そんな気持ちの行き先が、このmixです。
数年前まで、ブレイクダンスは僕の全てでした。楽しんでいたなんて到底言えない程に僕を狂わせた、全ての元凶です。考え方がこんなに捻くれたのも、大学の時に授業を大抵ひとりで受けてたのも、概ねコイツが原因です。
でも僕はそれで良かったと胸を張りたい。そのとき一緒にいた仲間や友達も、お前ら全員間違ってなかったんやでと証明したい。
そもそも僕がやりたいのは、基本的にそういう事の集合です。最強ブレイクダンサーを夢見て上京した過去の自分を今さら肯定してあげたいし、その時に影響を受けたものに対する、今の僕の見解を表現したい。
かなり気持ち良く開き直ってる感じになりましたが、とにかくそういう事です。
皆がどう感じるか全く想像つかないし、誰が聴くとか微塵も考えずに作ったけど、聴いてもらって、何か感じるものがあれば幸いです。
特に前半のdiscoやfunkなんか本当は1曲1曲語りたいくらい思い入れのある曲ばかりなんですが、そこから後半になるにつれて、今の僕の感じに解釈されていくみたいな流れのmixになっている…つもりです。
最後に素敵な機会をくれたシンヤへshout送ります。ありがとう!"
TRACKLIST